2018年12月9日日曜日

書籍化の決まった名作

来年書籍化の決まっている名作「転生幼女はあきらめない」を紹介


 女性主人公、異世界転生ものですが、何よりも特徴的なのが、主人公がずっと幼女のままという本作。

 多くの転生して赤ちゃんスタートのなろう作品では、成長過程を面白く読ませて行く作品が多いのです。しかし、この作品では幼女縛りとも言える枷を自らに課して、作者様は話を紡いでいきます。
 すでに別作品を書籍化されているだけあってさすがの執筆力で、幼女縛りが逆に作品をより一層面白いものにしています。

 幼女の視線で、独特の世界観の中、丁寧に進行するストーリーは安定感があり、来年書籍化するのも納得の逸品です。

作品はこちら↓
転生幼女はあきらめない

2018年12月5日水曜日

更新チェックをしている作品2018年12月

最近また面白い作品が続々と投稿されていますね。その中から特にお薦めの作品をご紹介。




・亡びの国の征服者~魔王は世界を征服するようです~(旧題:魔王は世界を征服するようです)


 2015年から投稿開始されている作品ですが、どんどん面白くなって行っている作品です。いわゆる異世界転生、魔法要素なしの幼少期努力&知識チート系です。

 しかしこの作品の見所はそれ以外にも沢山あり、駆鳥といったチョ〇ボのように騎乗する鳥や、王鷲といった人が乗って空を飛べる存在が作中で重要な役割を果たしています。これだけでもワクワクしちゃいます。

 この駆鳥や王鷲の、描写及び設定が本当に細やかで、作品の序盤での読者の引き込みに、大きく寄与しています。

 そして主人公が成長するにつれて、活躍する場や交遊関係がどんどんと広がって行くのですが、どこを切り取っても面白い!
 広がって行く交遊関係で出てくる登場人物も皆個性的で魅力的で、それだけでも飽きません。

 ご紹介する時点では物語はまさに佳境で、毎回更新が楽しみで仕方ありません。

作品はこちら↓
亡びの国の征服者~魔王は世界を征服するようです~


・俺の音楽ここにあります!


現実世界で転生、ギタリストとして有名になっていく作品。
 ギターの技術を極めた男性が女子中学生に転生(憑依)して、仲間の女子中学生達とともにバンドの世界で栄光へと駆け上がって行きます。

 音楽の知識に裏打ちされた描写と、安定感のある語り口で、非常にリアリティーのある雰囲気に、一気に引き込まれました。

 主人公の突出したギターテクニックが物語の進行の発端にはなっていくんですけど、回りのバンドメンバーを含めて皆の努力と成長が描かれていて、様々な障害を乗り越えていく様が清々しい。
 青春成長物として一級の仕上がりになっています。

作品はこちら↓
俺の音楽ここにあります!

 

更新チェックしている作品2018年5月

・陰の実力者になりたくて!


 今回紹介させてもらう「陰の実力者になりたくて!」は、異世界転生、赤ちゃんから魔力鍛練の最強もの。

 プラス前世の知識、鍛練つき。

 この作品の素晴らしいところは、いわゆる勘違いものなんだけれども、その勘違いが程よい勘違いなところ。

 何を言っているかと言われるかもですが、ご一読いただければきっと納得いただけるかと(笑)

 程よい主人公の勘違い具合で作品全体に軽妙なユーモアが漂い、ストーリーにもテンポ良いリズムが生まれている。

 作品はこちら↓
陰の実力者になりたくて!

2018年6月2日土曜日

更新チェックをしている作品2018年6月

今月追いかけているダンジョン物を2作品ご紹介。

両者ともランキング上位で、何より面白い。

○ダンジョンバトルロワイヤル~魔王になったので世界統一を目指します~


 地球にダンジョンができて、そのダンジョンを経営していくタイプのお話し。

 描写が丁寧で、しっかりとした因果関係があって、地球にダンジョンができ、主人公がダンジョン経営をしていく経緯が自然。

 ポイントの振り分けで成長していく要素があり、それがいい意味でゲーム的で、分かりやすくダンジョンマスター達の個性分けができ、プラス成長していく様子が楽しい。

 作者の先生があらすじで「こんなゲームをやりたいな」とかかれて、ゲーム愛が反映されている作品。私もゲームになったらやってみたい。

ダンジョンバトルロワイヤル~魔王になったので世界統一を目指します~


○邪神の異世界召喚~鬼畜魔王はダンジョンにて嗤う


 ギャグ要素満載の異世界転移ダンジョン経営物。基本不殺のダンジョンでダンジョンマスターである主人公が召喚した部下の魔物たちとひたすら冒険者に嫌がらせをしていく。

 嫌がらせもいじめ的な物や下ネタ系の物まであり、だいぶ読む人は選びます。しかし、私は、はまってしまいました。

 召喚した部下の魔物たちも嫌がらせをしていくなかでどんどん個性を発揮していくある種の成長要素があったり、嫌がらせをされる冒険者も嫌がらせを受け続けてどんどんテンプレの存在から逸脱して個性的になっていったりします。

 キャラクター達が、嫌がらせを通じてどんどんキャラ立ちしていくのが、さすがの巧さ。

 

2018年4月27日金曜日

いつ人気が爆発してもおかしくない名作②

前回に引き続きいつ人気爆発してもおかしくない作品をご紹介


神統記(テオゴニア)

 作り込まれた世界観、上質なファンタジーと言える。
 なろう的な俺TUEEE 感もしっかり完備。

 主人公の少年が村の兵士と強い力を持った土地の守護者としての二重生活が見所。

 変身ヒーローに通じるおもしろさがある。

 意識して独特の言い回しを使われてるので好みは別れるところはあれど、
二十話まで読んでみて。

 それで嵌まれるか否かわかると思います。

3月に書籍化。

リンクはこちら↓
神統記(テオゴニア)

(2018年12月時点でコミカライズされています。いよいよ人気に火が!)

2018年2月17日土曜日

いつ人気が爆発してもおかしくない名作

今回は、なろうで次に人気が爆発しそうなものを紹介していきたい。


・俺のロボ


 なろうのロボットものの傑作。

 近未来の世界、ブラック企業に勤める主人公がゲーセンのアーケード型ロボットゲームに
はまるところから物語は始まる。

 主人公が徐々に強くなっていく成長譚としても面白く、なろうらしい無双状態も度々。
 何よりゲーム内のロボットのアクション表現が秀逸で、疾走感があり爽快。

 物語が進むにつれて、徐々に作中の独自の
世界情勢や設定などが明かされていく。

 その描き方も、全てをつまびらかに表現する訳ではなくて、描かないことを残すことで実際の文字数より読者の想像を刺激して作中世界を描くことに成功している。

 2018年2月の時点ではまだ書籍かもされていないけど、いつメディアミックスしてもおかしくない、メディアミックスしたら人気間違いなしの作品。

 ↓こちらから飛びます
俺のロボ 


・アラフォー男の異世界通販生活 ~異世界でスローライフは目指せるのか?~


 2018年2月時点で書籍化決定(発売日は未定)とのこと。書籍化で一気に人気になりそう。

 ストーリーはなろう物の定番をしっかり押さえていて、通販機能というチート能力&田舎暮らしで培った様々なスキルを生かして、異世界で無双する。

 主人公がさばさばしていて、わりと気軽に拠点を移設したり、ハーレムルートをさらっと回避したり、放浪者の魂が感じられる。

 途中、チートな通販の能力の使用を自重しなくなって、今後、タイトル通りスローライフを本当に目指せるかが楽しみなところです。

 こちらから飛びます↓
アラフォー男の異世界通販生活

2018年2月12日月曜日

更新チェックしてる作品2018年2月

今、気になって更新チェックしている作品



孤高のハンター ~チートだけれどコミュ障にハンターの生活は厳しいです~



 最強主人公勘違い系の異世界転移もの。

 微エロ系のギャグ要素多め。

 読んでて笑える語り口が最高。

 途中、主人公を取り巻くシリアスな場面も
主人公のギャグ的言動、内面描写で笑いに変えるカタルシスが素晴らしい。

 作品はこちら↓
孤高のハンター ~チートだけれどコミュ障にハンターの生活は厳しいです~


 注:2018.4.19完結した模様


冒険家になろう! ~スキルボードでダンジョン攻略~



 現実平行世界でのダンジョン攻略もの。


 存在感が薄い主人公が成長するにつれて強さも見た目も人外に(笑)


 自宅の車庫にダンジョンが出来たり、使い魔(?)や素材買い取り店の店員とのやり取りでギャグ要素を含みつつ、ストーリー自体はこれからシリアスになっていきそう。


 作品はこちら↓

冒険家になろう ~スキルボードでダンジョン攻略~


8時から17時まで迷宮探索で給料もらう事になった会社員達 時給500円スタート!?



 ダンジョン攻略もの。


 タイトルにあるように勤務時間帯だけダンジョンに転移されるのが特徴。


 徐々に状況になれ、強くなって行く主人公が

丁寧にえがかれている。掲示板回も面白い。

 作品はこちら↓

8時から17時まで迷宮探索で給料もらうことになった会社員達 時給500円スタート!?

2018年1月2日火曜日

未完だけどオススメ5作品

なろうで未完作品だけどおすすめしたいもの。

 日間ランキングではとうの昔に埋もれてしまっても、まだまだ読みごたえのあるものを紹介。



一位 迷宮世界グリンドワールド


 女性主人公、男性奴隷。MMO転生物。


 これだけだとすわ女性向け恋愛物かと思いきや、恋愛要素はかなり薄め。


 そして他の登場人物がほとんど描写されないのが、この作品の雰囲気に大きく影響している。


 主人公の女性と奴隷の男たちの小さなコミュニティでのやり取りが生き生きと書かれていて、主人公の女性のゲーム知識による微無双も、ほとんどがその小さなコミュニティの中だけで評価される。



 無双系の作品は誰がどのようにその無双具合を評価するかで作品の面白さが決まると思うんですが、グリンドワールドは他に類をあまり見ないその評価環境がいい!


 作品はこちら↓

迷宮世界グリンドワールド


二位 転移先、200000年前。 帰還先、復讐。




 平行世界。非転生物。時間を逆行して歴史を改編していく。


 一人の少年と少女が、あるひとつの目的のために永遠の年月を生き続けながら歴史の節目節目に介入して行く。


 個々のエピソードも読みごたえはあるけど、


 やっぱり主人公(少年少女)二人の関係性が素敵。

 長い長い年月を感じさせる二人の関係性の変化は巧みな筆遣いの一言。

 作品はこちら↓
転移先、200000年前。帰還先、復讐。

三位 ワールドオーダー



 突然森の中に転送系の異世界もの。


 序盤はカードを引いてそのカードで無双するけど、本当に面白くなるのは中盤から。カードがもったいない!という理由で別の理由で強くなって行く。

 そしてそっちでも無双していく。 

 作品はこちら↓

ワールドオーダー

四位 ダンジョン作成記


 王道のダンジョン経営もの。

 転生とかの描写はなく、スパッとダンジョン経営パートから始まる。

 けっこうカツカツの経営状況で、一つ一つの経営決断が丁寧。

 そして何より主人公の、部下となるモンスターへの警戒がすごい。

 よくある配下からの盲信もなく、
そこら辺はすごいリアルに感じられる。

 作品はこちら↓

ダンジョン作成記

五位 男なら一国一城の主を目指さなきゃね。


 多人数同時に主人公らは赤ちゃん転生。

 鑑定無双からゴム無双して、ダンジョン攻略、等々と進む。

 ダンジョン攻略をする冒険者パートまでは
続きが気になって仕方ない。

 多人数同時の転生もうまく生かされていて、素晴らしい構成力。