今月追いかけているダンジョン物を2作品ご紹介。
両者ともランキング上位で、何より面白い。○ダンジョンバトルロワイヤル~魔王になったので世界統一を目指します~
地球にダンジョンができて、そのダンジョンを経営していくタイプのお話し。
描写が丁寧で、しっかりとした因果関係があって、地球にダンジョンができ、主人公がダンジョン経営をしていく経緯が自然。
ポイントの振り分けで成長していく要素があり、それがいい意味でゲーム的で、分かりやすくダンジョンマスター達の個性分けができ、プラス成長していく様子が楽しい。
作者の先生があらすじで「こんなゲームをやりたいな」とかかれて、ゲーム愛が反映されている作品。私もゲームになったらやってみたい。
ダンジョンバトルロワイヤル~魔王になったので世界統一を目指します~
○邪神の異世界召喚~鬼畜魔王はダンジョンにて嗤う
ギャグ要素満載の異世界転移ダンジョン経営物。基本不殺のダンジョンでダンジョンマスターである主人公が召喚した部下の魔物たちとひたすら冒険者に嫌がらせをしていく。
嫌がらせもいじめ的な物や下ネタ系の物まであり、だいぶ読む人は選びます。しかし、私は、はまってしまいました。
召喚した部下の魔物たちも嫌がらせをしていくなかでどんどん個性を発揮していくある種の成長要素があったり、嫌がらせをされる冒険者も嫌がらせを受け続けてどんどんテンプレの存在から逸脱して個性的になっていったりします。
キャラクター達が、嫌がらせを通じてどんどんキャラ立ちしていくのが、さすがの巧さ。
6月下旬書籍化のようです。
邪神の異世界召喚~鬼畜魔王はダンジョンにて嗤う
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