ダンジョンが出来て3年。いきなり世界ランク1位になった俺は、会社を辞めてゆるゆると生きてます。
年間ローファン1位に輝いている名作。
きっと読まれている方も多いかと思います。今さらなのと言われてしまいそうですが、本当に面白いので書かせて頂きます。
あらすじとしては、ダンジョンが出来て、偶然最強になった主人公が正体を隠して無双する。徐々に仲間も集まって……。
と、王道のローファンです。
では、何が凄いのか。一番のポイントは、多様な無双の形です。
ローファンならではの現実世界準拠の世界観。そのなかで、手にした力をそのまま発揮して無双するのは、ストーリーが進んでからになっています。その前に現実世界ならではの経済的な無双が行われる。しかも、その描写も面白い。そして、そのバランスも素晴らしい。
読者が飽きずにもっと読みたい、と思うボリュームにジャストの量で無双しているところが描かれているのです。
次に推したいのが、説得力のある世界観。特にダンジョンの成り立ちが、きっとしっかり設定されているんだろうなというのが、読んでて感じられます。
それも謎解き風に徐々に明かされていくのも、読んでいて期待が煽られます。
小ネタが良く取り上げられるこちらの作品ですが、その背景にあるストーリーテラーとしての作者様の力量の高さが本当に素晴らしいです。
ダンジョンが出来て3年。いきなり世界ランク1位になった俺は、会社を辞めてゆるゆると生きてます。
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