お前が勇者だギルバード!~勘違い腰巾着と没落王子の勇者伝説~
魔物のもたらした病で、子供だけが死んでしまう領地。その地で唯一生き残った少女エミリア。彼女には本人も気がついていない戦う力があった。
そこにやって来たのは、王宮を追放された王子ギルバード。
子供が他にいないという理由だけでギルバードの相手をさせられていたエミリアは、初めは彼を嫌っていたが勘違いからギルバードを尊敬し慕うようになっていく。
エミリアの高い戦闘能力と周囲の勘違いで、どんどん高まるギルバードの名声。さらにギルバード自身も強くなっていき……。
主人公のエミリアと、エミリアとギルバードを取り巻く人々がともに勘違いをしていく、というのが面白い。
一人冷静なギルバード。最初は嫌なやつかも、と思わせておいて、一番読者が共感できる立ち位置に、実はいて。だんだんと周りに振り回されるギルバードが愛しくなっていきます。
何故エミリアだけ生き残ったのか等々、まだまだ明かされない謎が色々あって、今後の展開が楽しみです。
お前が勇者だギルバード!〜勘違い腰巾着と没落王子の勇者伝説〜
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