2019年8月16日金曜日

独自の魔法解釈が光る少女の成長譚

 今回紹介させていただくのはこちら。

小間使いは落とし物係ではございません


 転生者がスキルや記憶の有無で分類される世界。
 1類は歴史に残る英雄。
 2類は世の中に役立つ能力持ち。
 森で拾われた少女カリンは、転生者だったが、分類では3類という比較的よくいる、そこまで力のない存在でした。
 しかし、生まれと村での生活を通して、魔力感知が鍛えられ過ぎてしまい、カリンの見える世界は一変してしまう。
 物に宿る魔力自体を感じ、意思疏通が出きるようになったのです。

 独自の魔力解釈が生む独特の世界観の中で、不遇な生まれの少女の成長と規格外になっていく様子が非常に説得力を持って描かれています。

 小間使いになる前から面白いのですが、魔法学園の小間使いとして本格的に活動を始めたカリン。どのような出合いが待っているのか期待大です。

小間使いは落とし物係ではございません

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